#恋ヶ窪温泉プロジェクト

「恋ヶ窪温泉プロジェクト」とは?

現在、建設中の新庁舎は2024年9月に完成し、大規模な引っ越し作業を経て2025年1月1日から運用が開始される予定です。

現庁舎がある恋ヶ窪駅周辺は地域振興拠点として位置づけがされていますが、庁舎移転後のまちの空洞化を防ぐ効果的な方策が見いだせない中で、議会にて私が提案したのが複合型温浴施設「恋ヶ窪温泉」(仮称)というプランです。

 

具体的には約10,800㎡の現庁舎用地の敷地の3分の2にあたる民間事業の活用スペース約7,200㎡に定期借地権方式で複合型温浴施設を計画するものです。

※残り3分の1は公共施設(恋ヶ窪公民館、図書館、福祉センター、本多武道館、弓道場)

 

複合型温浴施設「恋ヶ窪温泉プロジェクト」の特徴と可能性

①多世代型

幅広い世代を対象とすることができる事業で、なおかつ自然な形で多世代交流が生まれることも期待できます。

※行政主導の多世代交流系の事業について「無理くり感があってなんか違う」というインターンの学生のコメントを紹介しておきます。

 

②経済効果

俗に言うスーパー銭湯は多摩地域、埼玉県南部を含めて、アクセスが良いとは言えない立地でも集客力が高いと感じます。人が集まれば経済波及効果も期待できます。では、当該立地は?西武国分寺線「恋ヶ窪駅」、立川バス「恋ヶ窪」から徒歩1~3分、新府中街道が開通することを考えると立地はかなり良く、充分に集客が望めると考えます。よくある事業者が運営する送迎バスも不要な立地。現代社会では癒しを求めている人が多いい?みんな大好き、温泉、スパ、サウナ!

 

③公共交通機関のアップグレード

周辺エリアの鉄道、バスの利用率向上が期待できます。そして、併設する3・2・8号線(新府中街道)や3・4・6号線(熊野神社通りの横)都市計画道路の完成を見据えれば、既存バスルートの延長や再編、新設する条件が揃い、本町、本多などの地域から市内中央(新施設、市民プール等)へ直接行けるルート構築も期待。

 

④災害対応力の向上

温浴施設の事業者との「災害時の支援協定」などを結ぶ(他市事例複数あり)ことで発災時の帰宅困難者の受け入れや、入浴機会、飲料水、雑用水、タオル等の提供を受けることも可能となりえることから「災害対応力」の向上も期待できます。